カンボジアのクメールニューイヤー
「クメールニューイヤーって水かけ祭りでしょう?タイではソンクラーンと言うけどクメール語では何て言うの?」って担当バー嬢に問いましたが、カンボジアでもソンクラーンと言って問題無い的な返事でした。
あと、Xのポストなどで流れてきた日程がタイとカンボジアでは微妙に違っていたのでAIに聞いてみました。

タイとカンボジアではどちらもソンクラーンがありますが、日にちが異なります。何故ですか?

タイとカンボジアでソンクラーンの時期が異なる主な理由は、それぞれの国で伝統的な暦や占星術に基づく新年の決定方法に違いがあるためです。
タイのソンクラーン:
タイのソンクラーンは、もともとタイの旧暦に基づいていましたが、現在では固定で毎年4月13日から15日の3日間と定められています。
これは、太陽が12ヶ月の周期を終え、新しい星座であるおひつじ座に移動する時期を祝うという、占星術的な要素に基づいています。
タイ政府が祝日を固定したことで、毎年同じ時期に盛大に祝われるようになりました。
カンボジアのクメール正月(ソンクラーンと呼ばれることもあります):
カンボジアの新年も、伝統的に仏教の暦と占星術に基づいて決定されますが、タイのように固定されていません。
そのため、年によって4月13日または14日に始まり、通常は3日間、まれに4日間となることがあります。
クメール正月の正確な日程は、毎年、王宮の占星術師によって計算され発表されます。
このように、タイはソンクラーンの時期を固定したのに対し、カンボジアは伝統的な暦と占星術に基づいて毎年決定するため、両国でソンクラーンの時期が異なるのです。
ただし、どちらの国でもソンクラーンは、旧年を洗い清め、新しい年を迎えるお祝いとして、水かけ祭りなどの活気ある行事が行われるという共通点があります。
なるほど!勉強になったわぁ~。
今回は、昨年12月のプノンペン滞在時に、「クメールニューイヤーは楽しいわよ!」って担当バー嬢に言われ、その様子を動画で見せてもらいました。また、他店のバー嬢にも動画持ってる?って聞いて何本か見ました。なんだか楽しそうだったのでノコノコとプノンペンに出向きクメールニューイヤーを挟み滞在しました。
でもって、プノンペン・リバーサイドのガーリーバーズ(ガールズバー)の様子などを、クメールニューイヤー当日及び前後の様子をレポートして残しておきます。
プノンペン・リバーサイドのバーの様子
結論から書けば、プノンペンリバーサイドで働く夜職嬢も正月を跨ぎ殆どが帰省します。帰省する日にちや期間は嬢によってマチマチなので、なるべく揃っている日を選んで前倒しして正月を祝っていました。もちろん、通常営業だけのバーも多くありました。
クメールニューイヤー初日の4日前や3日前だったりバーによって異なっていましたが、ビールや椰子酒、食べ物が勤務嬢に振る舞われ、祭壇のようなものを設置して周りながら踊ったり、壷割りゲームをしたり、椅子取りゲームをしたり、パウダーをかけ合ったりしていました。そんな日から実はPreah Ang Eng St.(13)では盛大に水かけも行われていました。
壺割りゲームとはバーの軒先に吊るされた(パウダー+リエル札が入った)壺を目隠しをして割るゲームです。日本のスイカ割りのイメージですね。
そんなイベント日に限って全員が白いTシャツで統一しているバーもありました。溶け込みたい一心で勢いでコレ買って着て一緒にゲームをしたり踊ったりしましたが、流石にビーズの正面タイガー(ジャガーか?)では日本では外では着れないし、そもそも家人に見つかると「なにこれ?スターにでもなるの?バカなの?」って言われかねない。
前倒しの正月祝に都合3軒のバーで参加させてもらいましたが、クメールニューイヤー前のこういったイベントのある日までは、自分なりにかなり楽しめました。
これは、前回と今回の旅行で入り浸ってるバーが何軒かあって夜職嬢を含むママさん達に認知してもらっていた為です。所見ではなかなか馴染めないかも知れません。
クローズするバー
実はクメールニューイヤーの前後日もポツポツクローズしているバーもありました。2025年は4月14-16日でしたが、この3日間はザックリ3~4割前後のバーがクローズしていましたね。
ネオンが消えると寂しいAve130,St136でした。ちなみにSt104は、ほぼ全滅だったようです。
帰省する夜職嬢
オープンしているバーでも嬢はかなり少な目です。通常は10~15名ほど椅子に座って営業しているバーでも3~5人程度しか居ませんでした。しかも、余り稼げない娘ばかりが残っている印象で、正直選べない。
ザックリになりますが、3割強のバーがクローズし、オープンしているバーでも数人しか働いていない状況になります。
「じゃー、いつ帰省から戻って来るんだ?」って話になりますが、3日間後の翌日は全く戻っておらず、その翌日で7割り程度でした。ほぼ通常の人数に戻ったのは+3日後でした。その日が丁度土曜日で週末だったのかも知れません。4月中旬から下旬にかけてはリバーサイドに来てもタイプ娘が見つからず途方に暮れるでしょう。
また、「ところで、クメールニューイヤーに出勤すればサラリーはアップするのかな?」と問えば、10ドルの日当加算があるバーや、それ以上貰えるバーもありました。ただし加算が無いバーもありバーによってマチマチでした。
因みに別途で記事化するかも知れませんが実はプノンペンのリバーサイドのバーではフリーランスを容認しているバーもあります。当然、フリーランスは対象外です。
クメールニューイヤーと夜遊び
セミリタイヤした現在、ワタシは数週間単位で滞在できます。今回はAirbabの長期割でプノンペン・リバーサイドに4週間滞在してます。なので、クメールニューイヤーの「水かけ・どんちゃん騒ぎ」も体験したかったので良いのですが、短期かつ夜遊び目的で4月の中旬に来ても絶対に楽しめません。
これは、断言しておきます。
もし、4月にカンボジア・プノンペンで夜遊びしたい場合は、4月10日までか、ゴールデンウィークの開始日以降が良いでしょう。
ただ、ちょっと通常営業とは違うバーの様子を体験したいのなら、先にも記載したように数日前からフライングでクメール正月を祝っているバーもあるので、そんな中に参加できると、それはそれで楽しい思い出になるのでしょう。ご自身のコミニュケーション(力)にも関係しますが是非経験してみて下さい。尚、クメールニューイヤー前には既に水かけも始まっているので、そちらも楽しめます。
まぁ、どこの国でも盆と正月、宗教行事日は夜職嬢も当たり前のように働いていませんから。ってダケ話ですけどね。
最後までお読みいただき、オークン。
(追記)
成り行きでホーチミン在住の韓国人と知り合い、誘って昨夜は一緒に数件バーホップしてました。